かれこれもう半年前の話になってしまいました。
2月に行ったパリでのことは、できるだけ現地で記録しておくつもりでしたが、欲張って歩き回りすぎて、後半はそんな余裕もなくなってきてしまい、今に至ります(^^;
でも、このHPを見に来てくださる皆さんには、きっとこの情報は喜んでいただけるはず!と思い、ずっと気がかりでいました。やっと今日ご紹介できます。
シャングリ・ラ ホテル パリ で、かなり質の高いヴィーガンアフタヌーンティーを出していると、Foucade Paris のシェフに教えて頂いたのは、帰国日の2日前でした。
それは行かねばっ! と、急遽予定を変更して行くことに。予約できてラッキーでした♪
一人でシャングリ・ラに入るのも気が引けますが、サロンに一人で入るのはもっと勇気が要ります。でもここは堂々と?!(していられたのかどうかは不明….笑)
窓際の居心地の良いテーブルに案内されました。
結論から言いますと、本当にレベルが高く、素晴らしかったです。
画像でご紹介しますね。
最初にお茶とボンボン・ショコラ3つができました。
ティーポットは鉄瓶です。
ヴィーガンとはまったく感じない滑らかさとコク。
そして3段のアフタヌーンティープレートに、さらにプチガトーのお皿が出されました。
お勧めのいただき方も丁寧に教えてくださいます。
各お皿のアップ画像♪
塩味系、手前の生春巻風のものは、大根の桂むきのような薄いスライスで巻いてあります。
続いてプチフールセック、ドゥミセック、トリュフ。一つ一つが個性的です。
手前のクッキー2枚は見た感じ似ていて少々がっくりきたけれど、それも食べてびっくり。味も風味も食感も違いました。少しでもがっくりしてごめんなさい、と思いました(^^;
ケークにはオレンジの花の水の香りが!久しぶりの大好きな香りでした♪
栗のスコーン。少しパンのようなしっとりかげん。添えてあるクリームが絶品でした。
最後にプチガトー
美しいのはもちろんですが、中身も複雑な構成になっています。
どれも個性的でしたが、とくにこちらはびっくり。初めての体験でした。
ココナッツクリームのムースの中は、フレッシュなコリアンダーと共にコンポートにしたパイナップル。確かに相性は良いかもしれませんが、日本人にはコリアンダーはほのかに香る程度のほうが良いかも?と思いました。でもこの発想があまりにも新鮮&衝撃的で忘れることができません!
こちらは柿のジュレが中に入ったケーキ。グラサージュも柿の果汁で作ってありました。
柿をここまで使いこなすという発想は、私達日本人には日常的すぎる果物であるがゆえに、なかなか出てこないかもしれないですね。
ジュレの下のフィナンシェに似た生地は、オレンジの花の水の香りがしていました。嬉しかった♪
モンブランは安定の組み合わせ。
カシスと栗の組み合わせは大好きです♪
土台はパン・ド・ジェンヌのようなしっとり生地。
どれも半分ずつしか食べられませんでしたが、満喫しました。
と同時に、ますます探究心が湧いたのでした。
色々聞いてみたかったのですが、ギャルソンの方々には
「そう、私共のシェフパティシエはものすごい研究熱心で、素晴らしいんです」
とさらっとかわされてしまいました~
パリに行かれる際にはぜひ体験していただきたいです。
予約されるのがお勧めです。
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