10月からスタートした「マクロビオティックでフランス地方菓子シリーズ」
日曜日は初級第2回目のレッスンでした♪
今回のテーマは《南西部》
スペインと国境を接する地域には複数の地方が並んでいますが、それらをまとめて南西部としてみています。
ご紹介したお菓子は、オレンジピールやレモンの皮、胡桃などを入れたガトーショコラ。
この地域の特産物をたっぷり入れたお菓子です。
地方の伝統菓子には、そのお菓子が生まれた理由が必ずあります。
そして長きにわたり育まれ愛されてきたその土地の特徴や歴史的背景を知ると、そのお菓子がより愛おしくなってきます。
今まで慣れ親しんできたフランスをはじめヨーロッパのお菓子たちを、マクロビオティックな材料で作るとき、私がいつも心がけていることは、「本来のそのお菓子が持つ外観、食感、口溶けなどを尊重し、できる限りオリジナルなものに近づけること」です。
簡単ではないけれど、私の創作活動の基盤です。
今回はマクロビスイーツのはじめてさんが3名いらっしゃいましたが、経験者の皆さんと同じように、デモの通りに上手に焼きあげて下てくださいました♪
粗熱をとってから型から外します。
パッと見、固そうな顔のケーキたち。でもこれが印象とは正反対!
ふわっ、しっとり、意外に軽いのに濃厚さも兼ね備えています。
本来は焼きっぱなしの素朴なケーキですが、中に胡桃とオレンジが入っているよ~というサインにもなりますので、飾ってみました。
皆さんのお腹に滑り込むのを待つケーキたち。
皆さんに南西部のお話をしていたら久しぶりに行きたくなってしまいました!
私がこの地を訪ねたのはもう20年も前。師・大森由紀子先生の取材旅行に同行させて頂いて40日間ほどかけてフランス全土を巡ったときのことです。
本当に貴重な体験をさせて頂きました。
ただいま満席のため、大変恐縮ですがキャンセル待ちの受付とさせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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