一か月経つのが早いですね
一昨日・昨日と、早くもアドヴァンス第1期も3回目を迎えました。
今回のメニューはサヴァランとチュイル・ダンテルでした。
サヴァランはとっても甘くてとってもお酒が利いていて、かなりインパクトの強いお菓子ですね。それゆえ好き嫌いがはっきりしています。
だからなのか、あまりサヴァランを作っているお店は見かけませんよね。
なかなか美味しいサヴァランとも出合えなかったこともありますが、私もどちらかというと選ばないケーキの1つでした。
でもイメージがガラッと変わったのは、19年前(と書いてみてそんな前なことにびっくり。。。笑)にパリの料理学校で習った時でした。
大きなリング型で作り、真ん中にたっぷりのベリー類と生クリームを飾ったものでした。
試食したときに受けた衝撃は今でも鮮明に覚えています。
「サヴァランって本当はこんなに美味しいんだ!!」
それ以来、自分でも作るようになりました。
そしてマクロビオティックに転向してからも、美味しいマクロビ的サヴァランを作りたい!と思っていたのです。
お酒は利かせつつアルコールとしての強さを感じないよう、そしてジューシーにして甘さも自然な印象になるように。
そしてできあがったのがこれ。
オレンジ果汁たっぷりのサヴァランです。
もう一品のチュイル・ダンテルはレース編みのような仕上がりの薄い繊細なもの。
クッキーの応用編としてご紹介しました。
これは単品で頂くものではなく、ムースやアイスクリームに添えられたり、ケーキの飾りに使われます。
今回はメニュー外で、玄米甘酒ジェラートをご用意しました♪
この透け感がたまりませんね。
チュイル・ダンテルが添えられているだけで、デザートやケーキが1ランク、いえ2ランクはアップしますよ!
たまにはレッスン中の途中経過も。
サヴァラン生地の仕込み~仕上げです。
手前のサヴァラン生地は発酵終了したところ。
焼きあがるとこんな感じです。
油脂も甘みも少量なので、焼き色があっさり目ですが、翌日になるとつややかなきつね色に変化しています。こういうお菓子に起こる自然の変化っておもしろいですね。
さて、今回のお花はとってもラブリー♪
ときめいてしまいました(^^)
トルコキキョウはピンク、白、グリーンの3色
カンパニュラにスターチス。
どのお花も中心が黄色なんですって!
メニューのオレンジに合わせくれました。
このさりげない気遣いって、全体の印象を決めるのに大きな働きをしているんですね。
10月のハロウィン前に、フラワーアレンジとマクロビスイーツのコラボレッスンを開催予定です。
みなさま、どうぞお楽しみに!
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