2日間のベーシッククラスのレッスンが無事終わりました。
新しい方をお迎えする4月と10月は、緊張感もいつもより大きいのですが、お仲間が増える嬉しさもあり、楽しさも増す時期です。
さて第1回目はまずティーダヌファのコンセプトと、材料学のお話、スイーツを末永く楽しむための暮らし方のお話など、じっくりいたします。
卵、乳、白砂糖は、一般的なお菓子の中でそれぞれ重要な働きを持っています。これらの材料を中心に生み出される食感、口溶け、味わいを、他の材料を使って表現するわけですから、お菓子によってこれらがどんな働きを担っているのかを知る必要があります。
そして、その働きを代わりに行ってくれる材料を当てはめる、当然さまざまな食材の持つ働きを知っていなければできません。
ベーシック、インターミディエイト、アドヴァンストの3ステップの講座を通じて、核となることなので、とっても大切なお話です。
ご受講中の方、ご受講経験者の皆さまから、「数字や化学的な説明にもかかわらず、分かりやすくて腑に落ちる」というご感想を頂いているティーダファのスイーツ講座ですが、なにぶん自己アピールが一番に苦手な私のことですので、相変わらず少人数で開催しております(笑)
ティーダヌファのHPにたどり着いてくださった方には、感謝でいっぱい!そしてご縁に感謝いたします。
今期たどり着いてくださった方は3名様。
半年間、たくさんの事を楽しく吸収して頂きたいなと思っています。
たっぷりの座学は、焼きあがったクッキーを冷ましている間や、ご試食の後に行いました。
そしてお菓子のメニューは、
厚焼きのサブレ
チュイル・オ・ザマンド
ブランマンジェ 苺のソース
でした。
それぞれのお菓子にまつわるお話もご紹介します。
お菓子の由来や歴史を知っておくと、お菓子作りをする時も、お菓子屋さんで買う時も、食べる時も、楽しさも美味しさもさらに増すんですよね。
≪土曜日クラスの試食タイム≫
サブレは、たくさんあるクッキー抜き型の中から、各自お好きなものを選んで抜いていただきます。
私のお気に入りは、マトファーの菊型、どこかで見つけて買わずにいられなかったポワール型、小鳥(?)型です。
画像奥の方に見える生徒さんのクッキーは、大きなハートやウサギさんなどもありました。
大人になるとあまり型抜きクッキーは作らなくなってしまいますが、型抜き作業って何歳になっても楽しいものだなぁ~と改めて思います。
皆さん真剣に型を選び、丁寧に抜いていらっしゃいました。
ブランマンジェは本来アーモンドから作るフランスのとても贅沢なデザートです。
その本来の味わいをできるだけ表現できるよう考えたレシピ、季節ごとにソースは変えますが、今は苺。
フレッシュで甘酸っぱい苺を添えると、さらに美味しいです。
さて、来月はスコーン2種とそれぞれに添えるクリーム&ペースト、ムース・オ・ショコラですね。
お楽しみに!
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