製菓専門学校の洋菓子専攻クラスのための、食物アレルギーの洋菓子実習の授業に行ってきました。
これからパティシエになろう、という学生たちですがら、そもそも食物アレルギーもなく、健康な子たちばかり。
なので、食物アレルギー対応の重要性や責任について、ピンと来ないようですが、彼らの中から、この仕事に熱意を傾けてくれるパティシエが一人でも多く出ますよう、祈りながら授業を行ってきました。
食物アレルギーがおこるメカニズム、症状などの基礎知識はもちろん、アレルゲンの代替材料の種類やその働き、なぜその材料を使うのか、などの材料学も。
そして製造販売する上でパティシエとして大切なことを伝えてきました。
普段の楽しい実習授業とは全然違う物だったと思いますが、一生懸命聞いてくれていたように感じました。
メニューは、
〇苺のタルト(卵、乳不使用)
〇豆乳のクレームカラメル(卵、乳、小麦不使用)
〇米粉のマドレーヌ(卵、乳、小麦不使用)
たった一日ではもちろん伝えきれません。
けれど、何時の日か何かのタイミングで、あるいは必要性があって、「あ、確か食物アレルギーの授業、受けたな~」と思いだしてくれたら、意味があると思うのです。
最後に40人余りの学生たちと記念撮影♪
来春就職する学生たちです。
どうぞ社会に出て活躍してくださいね!
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