先週の金曜日と日曜日、大森由紀子先生のお教室のアシスタントを久しぶりにさせて頂きました。

 

師と仰いで25年近くにもなる今でも、「お互いあの頃のまま年齢が止まってる感じよね~」なんて言って笑い合える距離の近さを、つくづくありがたく思います。

 

今回の先生のお教室メニューは、ブッフ・モード(家庭的な牛肉の赤ワイン煮込)、カヌレ・ド・ボルドー、松の実のタルト。

松の実のタルト&カヌレ - 編集済

このスイーツ2品、特にカヌレには、何とも言えない懐かしさこみ上げてきます。

 

かれこれ22年ほど前、大森先生の最初のご本「フランスお菓子紀行」執筆のための取材旅行に同行させて頂きました。 ほんの1カ月余りの間に廻った町は50近くに上ったと記憶しています。

 

その中でまさにこのカヌレを求めてボルドーに降り立ったその日、街ではカヌレ祭が開かれていたのでした。

 

世界有数のワインの街、ボルドー。ワイン以外にも、地元の人々が大切に守り続けて後世に伝えていきたいと願う伝統菓子がある、ということに感動し、またこの奇跡のようなタイミングは、先生のフランス菓子に対する強い探究心が導いたのだと、何か言葉にできない感情が湧きあがってきたのを、つい最近のように感じます。

 

お祭りの会場ではたくさんのパティシエ達がご自慢のカヌレを次々と焼いていました。次々っていってもこのお菓子、焼き時間は1時間もかかるのだけど。

 

焼きたてのカヌレを食べたり、先生は熱心にパティシエ達にあれこれインタビュー。その結果銅製の正統派カヌレ型を購入できたり。

 

思いがけず望み以上、想像以上の一日を過ごしたボルドーは、この長旅の中でも特に印象的な街となりました。

 

帰国後に私も何度もカヌレを作りました。と言っても私のカヌレ型は安価なアルミ製。でもきちんと焼けるのです。 振り返れば、もう20年くらいカヌレを作っていません!

久しぶりに食べた先生のカヌレは、タヒチさんの高級ヴァニラビーンズがたっぷり入って、本当に美味しかった。

 

これを機会に久しぶりに作ってみようかな。

正統派も。

マクロビオティックなカヌレも。

 

ボルドーの方々に、いえフランス人に「それはカヌレではない!」といわれてしまいそうですが(笑)

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